問1 気球 全質量 ![]() ![]() ![]() ただし,重力の加速度を ![]() |
気球に働く力は上向きの浮力 と下向きの重力である。
最初の状態では,全質量が,重力は
である。したがって,上向きを正として,気球に働く力は
,加速度は
であるから,運動方程式は
となる。これより浮力の大きさは, であることがわかる。
次に,質量 のバラストを捨てると,全質量は
,重力は
である。このとき浮力
は変わらず,加速度が
になったとすると,運動方程式は,
となる。
これに を代入し,
を求めると,
となり,これが解である。
(チェック) で
になるが,これは当然そうなるべきであることがわかる。