力のつりあい

問1 ロープの張力

長さ,質量 の一様で伸びないロープを使って,質量 の物体をぶら下げたとき,上端から の位置におけるロープの張力を求めよ。


こたえ

問2 月面の重力

月面での重力は,地上で同じ物体に働く重力の何分の1になるか。
ただし,月と地球の質量の比は1:81,半径の比は3:11であるとする。


こたえ

問3 棒のつりあい(1)

質量が,長さがである一様な棒がある。棒の下端は床に置き,上端を水平に力で引いて,棒をつりあいの状態にした。

(1) 張力の大きさを求めよ。
(2) 棒の下端に働く力を求めよ。
(3) 角度を徐々に小さくしていくと,あるところで必ず下端が滑ることを示せ。


こたえ

問4 棒のつりあい(2)

質量が,長さがである一様な棒がある。棒の下端は床に置き,上端に棒に垂直な力を加えて,棒をつりあいの状態にした。

(1) 力の大きさを求めよ。
(2) 棒の下端に働く力を求めよ。
(3) 棒の下端の静止摩擦係数をとして棒が滑らない条件を求めよ。


こたえ

問5 棒のつり合い(3)

棒の一端を床や机の上に置き,他端を糸で引いてつり合わせる場合,糸を引く向きはさまざまであってもつり合いを実現できる。
棒の一端を水に浮かべた浮きの上に置いたときも,他端の糸はさまざまな角度でつり合わせることができるだろうか? (つり合うのは真上に糸を引いたときだけになる。それは何故か。)

問6 不均一な天秤棒

小学校の天秤の実験で,右図のような不均一な棒を使っったらどうなるか。
均一な棒の場合と同様な実験ができるだろうか?
つり合うときの規則も同じように求められるだろうか?

問7 浮力と回転力

図のように棒の中央付近を支点として,その両側に物体1と物体2を軽い糸でぶら下げ,つり合わせる。このとき支点から物体1までの距離が であった。
次に,物体1を密度 の液体に完全に浸し,棒がつり合うように物体1の位置を移動したところ,その位置は になった。このとき支点や物体2の位置は動かさなかった。
および液体の密度 を使って,物体1の密度を求めよ。

問8 氷が融けたときの水面の高さ

図(a)のようにコップの水の中に氷が浮かんでいるとき,この氷が融けても水面の高さは変わらない。
一方,図(b)のように氷がコップの底からも力を受けているときは,氷が融けると水面は上がる。
何故そうなるのかを説明せよ。

問9 棒のつりあい

半径 の直円柱を水平に倒して固定し,その上に質量,長さ の一様な棒を直円柱に直角に置いてつり合わせる。
(1)この状態で棒の一端に質量 のおもりを下げると棒は角度 傾いてつり合った。 の関係を求めよ。
(2) を大きくしていくとあるところで棒が滑り出した。棒と円柱の静止摩擦係数を として,棒が滑り始めるときの を求めよ。
              

こたえ